重ねてますが、この写真にはマイ組版ステッキが5つ写ってます。 |
早速作業開始、というわけでまずは組み方などひと通りの説明を受ける。
Vandercook上での講義 |
ワタクシはついでの参加だったので植字台は使わず即席の作業スペースを誂えていただく。
一番下の込物は4号、机上の文選箱が5号のFUTURA(日本製)、黄色の箱が5号の込物 |
でヤンヤヤンヤいいながら組上げ。
今回はBacher製組版ステッキで組んでみた |
今回色々な組版ステッキを持参して組んでみて判ったことは、初心者にピッチ穴付きのものは扱いにくいということ。何をどうすれば良いのか皆目見当もつかず上手く収まらない。
組み上がったものをVandercookにセット。
上下を押えているのは実は強力磁石。 |
そうして自分で組んだものをVandercookで試し刷り。
まあなんとか、カタチにはなってます |
意外に難しいのが単語間の込物の選択。何も考えずに組むと思った以上に間が空く。活字のボディに対して文字がほんの僅か内側に収まっているので、その僅かの差分を見越して心持ち狭くするように組むとグッド。
あと、圧が掛かって凹みが付いてるのは、アメリカの活字よりも日本の活字の方がほんの僅か高いため、アメリカ製の活版校正機に日本製の活字をセットしたことによって生じている。本来は凹みが出ないよう事前に調整するけども今回はワタクシが突然押し掛けていったので。すみません。。。
以上活字組版の実験は何とか無事終了。気を良くして、せっかくステッキたくさん持ってきたから他のステッキにも組版をセットして記念撮影したく組版を移し替えようとしたその瞬間、組版が何処かに引っ掛かって全崩壊、という憂き目に遭う。気を緩めるとこうなるよということです。組版し直すことに気をとられて見せしめのための全崩壊写真撮り忘れた。。。
気を撮り直して、別のステッキに組版をセットし記念撮影。
このステッキはRouse Grover Type Stick 16 inches |
アップ写真も。
こんな感じに組上げてます。 |
組版は楽しい。
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