Tuesday 27 December 2011

【開催情報|群馬県高崎市】ジョウモウ大学:震災の影響で散乱してしまった活字を分類して、棚に戻す現状復帰のお手伝い!

2012年1月21日(土)に、ジョウモウ大学主催で、震災で散乱した広栄社印刷所さんの活字を棚に戻すお手伝いを募集しています。印刷所の方々も活字を棚に戻しているそうですが、中々大変だとのことです。このお手伝いでは、活字、活版印刷の設備などのお話もして頂けるそうで、全般的にワイワイしながら楽しく出来そうな感じです。募集は10名で、多数の場合は抽選ということです。

詳細は、ジョウモウ大学:授業詳細まで。

Friday 16 December 2011

【開催情報|東京】活版印刷・シルクスクリーンWS《PLY.》

2012年1月14日(土)と2012年2月4日(土)に、PLY.さん主催の活版印刷ワークショップが東京にて開催予定。
13:00から3時間程度で、活字を文選して植字して印刷してと、一通りの活版体験ができ、またお茶とお菓子が付きます。
募集は2名で、多数の場合は抽選ということです。

詳細は、PLY. activity 2012年 1・2月 LETTERPRESSの参加者募集のお知らせまで。


そして、2012年1月28日(土)と2012年2月18日(土)に、シルクスクリーン印刷のWSも開催予定。
シルクスクリーンにも興味のある方は、PLY. activity 2012年 1・2月 Silkscreenの参加者募集のお知らせをご覧ください。

Wednesday 14 December 2011

【開催情報|神戸】活版印刷ワークショップ《トランクデザイン》

2012年1月14日(土)に、トランクデザインさん主催の活版印刷ワークショップが神戸にて開催予定。
14:00から3時間程度で、活字を文選して植字してadanaで印刷してと、一通りの活版体験ができます。

いつも申込み受付開始と共にすぐに定員に達してしまいますので、お申込はお早めに。

詳細は、トランクデザイン | EVENTページまで。

Tuesday 13 December 2011

【開催情報|横浜】活版印刷ワークショップ《ベイ・レタープレス:BAY LETTERPRESS》

2012年1月21日(土)に、ベイ・レタープレスさん主催の活版印刷ワークショップが横浜にて開催予定。
2部制で各部1時間45分で名刺カードを30枚印刷。
初心者の方向けの入門版。
お1人5,250円(税込)

お申込方法などの詳細は、ベイ・レタープレスさんまで。

Friday 9 December 2011

【開催情報|福岡】X'mas Letter Press 活版印刷によるクリスマスカード展

福岡は天神にありますgallery LUMO ギャラリー ルーモにて、2011年12月13日(火)〜18日(日)まで「X'mas Letter Press 活版印刷によるクリスマスカード展」が開催されます。
8人のデザイナーによるカード・亜鉛版・印刷の様子を撮影した映像などが展示予定とのこと。カードはセット販売もされるそうです。

日時・場所はgallery LUMO ギャラリー ルーモ
詳細はgallery LUMO「活版印刷によるクリスマスカード展」に参加します。 | taromagazine™にて。


九州は今、長崎といい福岡といい活版づいてますね。

Tuesday 6 December 2011

【作品情報】和洋イイトコ取りのレタープレスカード3種《Ladybird Press:レディバードプレス》

先日発売開始され、無事ゲットした、レディバードプレスさんのレタープレスカード3種。Zapfinoと和様チック?な雪模様のクリスマスカード、金魚をあしらったカード、紅葉をあしらったカード。和のテイストと洋のテイストがウマく絡み合った好い雰囲気を醸し出しています。

クリスマスカード Christmas Card

クリスマスカードのアップ Christmas Card (detail)

金魚のカード Goldfish Card

紅葉のカード Autumn Leaf Card


各カード共に、同じカードが3枚一組で1,100円。お買い求めはLadybird Press web shopにて。

Monday 5 December 2011

【会社情報・開催情報|大阪】特に関西の活版好き・印刷好きへ送る、なに活さんのフェチぶりとWS開催と時間貸しのお話

なに活さんをご存知でしょうか?

何を今更という方が殆どかと思いますが、初耳という方は寄ってらっしゃい見てらっしゃい。


なに活さん、正式名称「なにわ活版研究所」、これは株式会社大同印刷所のブランドの一つと考えてください(ホントの立ち位置は確かめてません(笑))。去年の春頃?から本格的に活版に携わっており、ちょうど時を同じくしてワタクシもTwitterでお知り合いになりました。暫くして手フートでのWSを始められその最初期に参加して、それから色々懇意にさせて頂いておる次第です(申込んでないWSに顔出したり、助手として手フート4台引取で某所まで同行したり、最近はWS参加者に手フートの取扱を一寸教えたり、勝手に金属活字や木活字拾ってたり。よう考えたら好き勝手させてもらってますな(すみません))。そうこうしているうちに、何やら活版以外の色んな印刷ガジェットまでが次第に増えてきて、まるで印刷のおもちゃ箱の様相を呈してきました(あくまで比喩です。ちゃんとした業務用です)。そんななに活さんのフェチぶりや時間貸し、WSなど、なに活さんオモロいでっせ、というのをご紹介します。


フェチぶり

金属活字少々

活版印刷機を譲って頂いた時に一緒に頂いたという金属活字。普通、活字なんて滅多に触れるものではないし、ましてや組版なんぞもってのほか、という印刷所が殆どの中(WS時などを除く)、その活字を弄らせてもらえます。勿論オールフリーというわけではなく、WSに参加した時に時間に余裕がある時とか、顔見知りになったとか、社長さんの気分とか(笑)そんな時に。活字植字を教えられる方はいませんが、それゆえ自己流で。以下の写真はワタクシがパズル感覚で組版したものです。適切なサイズの込物を見つけるのが大変なんですがその分楽しめます。

2011年11月のリノカットWSで、なぜか活字を拾って。左上が活字を組み込んだ活字ホルダー。


木活字少々

2011年5月に社長さんがNYに活版行脚に行かれた時に購入。結構な量を仕入れて来られましたので勿論組版できます。というかその量とデカさでテンション上がります。以下の写真はワタクシが組ませてもらったときのもの。雑ですね(苦笑)ワタクシの記念すべき生涯初めての活字組版作業でもあります。最初が木活字というのは中々マニアックだと自負してます。

木活字の群れ
2011年6月、Twitter上での話の流れで急遽遊ばせてもらうことになったという。


ハイデルプラテンTP型

活版印刷機の代表格的存在と云っても過言ではないマシン。なに活さんのものは40年ものの後期型ですが、箔押しユニットが装着出来るめずらしい型です。このマシンの楽しいのはその動き。「風車」という異名を持つだけに、クワエがグルグル回ります。この楽しさは実見していただくのが一番。時間が許せば解説付きで動きを見せて頂けます。

Heidelberg Tiegel (Windmill) TP type。写真は箔押しユニットを装着してる状態。


手フート6台

ハイデルプラテンと共に代表的なマシンで、これを見たことある方は多いかと思います。なに活さんには6台もあります。今のところ日本最多?かと思います。活版WSではこのマシンを1人1台使って行います。1人1台使用というのもめずらしいかと思います。ですのでWS中は思う存分手フートと活版印刷を堪能出来ます。

2011年7月の貸切WSのひとコマ。手フートが6台見えます。


ミニミニ手フート、ガリ版ミニ印刷機、箔押し機、エンボス機、バーコ機

ここまで来るとマニアの世界。説明はアレなんで、以下は写真でご覧ください。
アメリカのガリ版印刷機2台(両端)とミニミニ手フート(名刺サイズ対応)
箔押し機。WSで体験出来るかと思います。
エンボス機2台。WSで体験出来るかと思います。
もしかしたらWSで体験出来るかも。


Vandercook SP-15

シリンダー式の、本来は活版校正機であるこれ、日本でここに1台のみ違いますかね、という代物。でシリンダー式なので印圧はスコブル綺麗に掛かります。これで作品刷った人間が云うんだから間違いないです!身体はゴツいけど操作は簡単で刷るのが楽しくなる1台。これも時間が許せば解説付きで動きを見せて頂けますし、もしかしたら体験出来るかも。

Vandercook SP-15は手動式、ゆえに自分で刷った感を満喫できます

Vandercookで刷ったワタクシの作品。こんなに綺麗に印圧が掛かります!


時間貸しについて

ココがミソ。
一通り手フートが扱える方は、手フートをレンタル出来るんです!
意外に浸透してないようなので強調します。

時間貸しで自分の名刺を100枚(両面)刷ってるところ


で、実は、Vandercookも借りられるんです! いやこれホンマにスゴいことでっせ!(既出の上記Vandercookの写真は時間貸し時の写真です)
えっ、スゴいの分からない?!
う〜む、そういうときは実際に見て聴いて触ってもらうのが一番ですね。


ということで、実際に体験できる日が近々あるんです。


WSについて

なに活さんのWSには大きく分けて3つあります。
  • 定期開催WS
  • 貸切WS
  • スペシャルWS・ゆるWS
定期開催WSとは、予め日時や印刷する題目が決まったものです。手フート使って印刷体験できますし、上記で紹介した機械を体験できたりします。初心者でも安心のフルサポートですので気軽に参加できます。

で、定期開催WSが2011年12月17日(土)開催されます!
お申込みはなに活さんのサイトから。

貸切WSというのは、お仲間で時間貸しのフルサポート付きとという感じでしょうか。仲間内で活版印刷体験したいという方が大勢いる場合に向いています。日時はなに活さんと要相談になります。

スペシャルWS・ゆるWSというのもあります。スペシャルWSというのはあるジャンルに特化したWSで、初回はリノリウムで版画を作りそれをバレンや手フート、Vandercookで刷るということをしました。

リノカットWSでの完成品たち

ゆるWSというのは、半分真面目半分飲み会というテイの、その名の通りのゆる〜いWS的な何かです。
写真の限りでは完全に飲み会ですな。でもちゃんと奥では諸々の印刷機で遊んでます。


とまあこんな感じです。何度も云いますが、なに活さんのスゴいのは、時間が許せば、手フート以外の他のフェチな機械を見れたり動かしたりする体験が出来るものが多いこと。それから、活字でも遊べる、かもしれないこと。本当はココが一番スゴいところなんだけれども、意外に伝わってないところでもあります。初めての方は手フート体験でおなか一杯になるので無理もないんですが。とにかく1回なに活さんのWSに参加頂いて、あとは直談判してみてください。


というわけで、なに活さんは活版印刷を主に色んな印刷手法について研究・実践していますのでそちらに興味のある方、また自分で刷りたいけど自分で手フートなどを所持するのは…という方、その他なにか気になった方は一度覗きに行ってご相談してみてくださいな。

Friday 2 December 2011

【開催情報|横浜】めったに見られない活字鋳造の見学会《築地活字》

来年のお話を一つ。
2012年1月14日(土)13:00–14:30に、築地活字さんにて「活版活字 鋳造見学体験会」が開催予定。会費2,500円。
活字の鋳造を生で見られる機会は滅多にないですので、興味のある方は是非。
(関西では無理な見学会なので、ひじょ〜に羨ましい…)

詳細は、株式会社築地活字*催し物のご案内「活版活字 鋳造見学体験会」にて。

ひと味違った雰囲気の活版年賀状を販売中のスタジオを集めてみました

今年も残すところ30日を切り、そろそろ年賀状どうするか考え出す頃合い、活版年賀状を制作・販売しているスタジオのリンクをパラパラと集めてみました。ご参考までに。

【TV放映】オールライト工房、NHKより取材・放映予定

《2011年12月13日追記》
NHK「こんにちはいっと6けん」の放送日時は12月14日(水)11時17分頃〜に決定とのことです。詳細はオールライト工房さんの2011.12.13付ブログにて。


《2011年12月6日追記》
NHK「こんにちはいっと6けん」の放送日が変更とのこと。予定では12月14日(水)ですが確実な日程が分かり次第お伝えするということです。詳細はオールライト工房さんの2011.12.05付ブログにて。


オールライト工房さんがNHKの取材を受け、12月6日(火)11:05からの「こんにちはいっと6けん」(首都圏のみ放送)にて放映されるとのこと。詳細はオールライト工房さんの2011.12.02付ブログにて。

全国放送でないのが残念です…

Thursday 1 December 2011

【開催情報|東京・京都】ヒロイヨミ社「活版とことば」展

書物は、ただの物理的なモノで
生命なき記号の集合体ですが
丁寧に選ばれた書体
紙、レイアウトは
時に言葉に命を吹き込み
読み手の心にすっと入ってきたり
記憶に触れたりすることがあります。

そんな繊細な仕事をするヒロイヨミ社の山元さんが生み出す
春、雨、虫、雪、島、珈琲、木などをテーマに
制作してきた本の展示販売に加え
こうばしい本の匂いを感じさせる作り手の方々による
カードや栞などもご紹介します。
9月にかまくらブックフェスタで
開催した展示の巡回展ですが
今回は、ヒロイヨミ社の新作も含め、
書肆サイコロも作品を発表します。

活版印刷の凹みやかすれや紙の風合いなどとともに
見て触ってじっくりとお楽しみください。

という主旨のもと、
東京高円寺の書肆サイコロにて2011年12月6日(火)–11日(日)、
京都の恵文社一乗寺店にて2012年1月16日(月)–31日(火)
に開催。

詳細は以下をご覧あれ。
ヒロイヨミ社
書肆サイコロ
恵文社一乗寺店

【開催情報|長崎】これは行きたい!「長崎活版巡礼展」

日本近代活版印刷術の発祥の地で、活版巡礼展が開催。
16世紀「天正遣欧少年使節団」持ち帰りの印刷物から、本木昌造の関わった活版印刷資料、架空の活版所「出島活版所」での活版印刷体験、海外の活版印刷アーティストの日本に祈りを込めた活版印刷作品を一同に会した「LETTERPRESS OF PRAY」の展示と盛り沢山。なんと入場無料。

[会場]長崎県美術館  長崎県長崎市出島町2番1号 TEL 095-833-2110
[会期]2011年12月3日(土)から12月11日(日)まで

[主催]長崎県美術館/ナガサキリンネ  [共催]長崎県印刷工業組合
[協力]諏訪神社/長崎歴史文化博物館/日本二十六聖人記念館/ペーパーイン/amboise
[特別協力]長崎新聞 生活情報紙「とっとって」

詳細は、ナガサキリンネ特設サイトおよび長崎県美術館サイトにて。